出町柳付近の鴨川の河原で8月17日、映画上映会「カモシネマ」が開催される。主催は立命館大学広告研究会が中心となる同実行委員会。
「人と人、人と映画、人と鴨川をつなぐイベント」を掲げ今年で9回目を迎える同イベント。7月には開催前には会場を含めた河川敷を散歩しながら清掃活動も行う「クリーンハイク」も実施。当日も上映前に参加者を募る。「クリーンハイクも多くの人に来てもらいたい」と先着100人に周辺の見どころマップの入ったうちわを用意する。
「鴨川には、ランニングをする人、楽器を演奏する人、それぞれの時間が流れていて独特の雰囲気がある。『鴨川をきれいにする会』と毎回一緒に清掃活動を行っているが、愛着がより強くなる」と広報担当の山田悠太さん。
今回上映するのは蒼井優さんの主演の青春ロードムービー「百万円と苦虫女」。「若く、ほろ苦いストーリーは夏や鴨川、野外という条件にぴったり」と代表の高木史帆さん。協賛店などで配布されるチラシにはタナダユキ監督が作品への思いをつづった直筆のメッセージも載せる。
「来年の10周年記念を前に盛り上げていきたい。目標は900人超え」と広報担当の中川瑠璃さん。同実委代表の高木史帆さんも「室内とはまた違った野外独特の雰囲気が味わえるので、ぜひ足を運んでもらえたら」力を込める。
開場は18時30分(クリーンハイクは15時30分~)。入場無料。