四条烏丸にある「SOHOLM CAFE(スーホルムカフェ)」(京都市下京区烏丸通四条通下る水銀屋町)で現在、西陣にある着物メーカー「京朋」(中京区)のテキスタイルブランド「yuugi(ユウギ)」とのコラボ企画が行われている。
着物の製造卸を手掛ける同社。鈴鹿の白子地区で生産され、500年以上の歴史を持つ「伊勢型紙」と呼ばれる図柄をデザインや色を再構築して新たに命を吹き込んだ。手捺染(なっせん)の手法でこの柄を染め、クッションカバーやスツール、バッグ、iPhoneケースなど日常に取り入れやすい商品として展開している。
店内には柳やトンボ、波をモチーフにした色鮮やかなファブリックパネルや、伊勢型やユウギの説明のパネルを展示。ソファ席には同社製のテキスタイルを使ったランプスタンドやクッションも置き、期間限定メニューのパフェ(700円~)も用意する。パフェにはユウギのテキスタイルを使ったコースターが添えられている。
企画を担当した同社の後藤秀平さんは「歴史の中で培われた深みやぬくもりのある色は着物メーカーだからこそ。日本にもこんな格好いいデザインがあることを知ってもらえたら」と話す。
営業時間は11時~23時。5月6日まで。