京都国際マンガミュージアム(京都市中京区烏丸通御池上る、TEL 075-254-7414)で4月21日、「うえやまとちのマンガクッキング」が開催される。
6回目となる同イベント。「クッキングパパ」は雑誌「モーニング」で1985(昭和60)年に連載が始まり、現在も続いている。今月22日には、最新刊となる123巻が発売された。同作は毎回読み切りで、作中の料理は分量まで記載して読者もレシピを試せるようにしている。料理が大好きな主人公の荒岩一味(あらいわかずみ)を中心にしたストーリーで、料理勝負や出世の道具にしない「ほのぼの料理漫画」。うえやまさんは、実際にアシスタントと試作してから作品を描いているという。
イベントではクッキングパパの舞台である「博多」をテーマにした郷土料理3品を、作者のうえやまとちさんが目の前で調理し、その腕前を披露する。京都精華大学マンガ学部の吉村和真さんは、そのレシピが出たエピソードを紹介。キャラクターの疑問や、レシピができたきっかけなどを、うえやまさんに質問しながらトークを展開する。調理した料理はその場で試食することができ、イベント終了後はサイン会も予定。
開催時間は14時~16時。参加無料(入場料は必要)。事前申し込み不要(当日10時から整理券を配布)。先着200人。