四条烏丸の商業施設「COCON KARASUMA」(京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町)で1月26日から、「COCON MARCHE(ココンマルシェ)」が開催された。
今年で3年目となる同イベントで、毎月第2・第4土曜を基本に開催する。8店舗の中には、今回初参加となる「京漬物 初代 亀蔵」(亀岡市)や、丹後の産品を扱う「京都堀川ホッと丹後」も。中でも「亀蔵」は、白菜の漬物の調味液の中に偶然落としたトマトがおいしかったことから研究が始まったという「トマトの漬物」が人気を集めていていた。
高島市マキノから参加した「中村水産」は漁師の中村清作さんが湖北で捕まえた子あゆやエビの加工品を販売。初の試みとなる琵琶湖の固有種、ビワマスを使ったタタキも登場した。これは飲食店を営む菅井竜冶さんがリーダーとなり減農薬の農家「百匠屋」(長浜市)の清水大輔さんがわらを提供して生まれた。
広報やパッケージデザインを担当したカネコマキさんは、わらを提供いただいた清水さんには「米だけでなく、わらの香りまで届けたい」という話を聞いていたのでこうしてわらの気持ちのいい香りのする商品ができてよかった。単に商品を売るだけでなく、琵琶湖の周りで漁業や農業など支える人についても知ってもらうきっかけにしたい」と話していた。