「京都マラソン」のランナーが3月10日、西京極総合運動公園（京都市右京区）をスタートした。

　車いすやペア駅伝を含め、約1万5000人が参加する同大会。2年目の今年はゲストランナーとしてタレントの森脇健児さんや、女子駅伝京都府チームの監督の早狩実紀さんも参加。当日はくもり空で、前日に比べて気温が下がり肌寒いスタートとなった。先週まで最高気温が20度を超える予報だったこともあり、暑さ対策をしていたランナーもウエアに悩んだ様子。

　沿道には朝早くから、応援グッズを手に選手に声援を送る姿や、ポイントごとに設置される「京都マラソン沿道盛り上げ隊」の準備を行うチアアダンサーの姿も。ランナーは7つの世界遺産や送り火の五山を見ることのできるコースを走り、ゴールの平安神宮の応天門前を目指す。

　今朝は3時半に起きて娘2人とご主人の応援に駆けつけた竹嶋さんは、「昨年は落選して参加できなかったので、今年は念願の京都マラソン。4時間半を切る目標に向かって頑張ってほしい」と話していた。