巨大なショートケーキとピクニックを行っているクリエ-ティブ集団「Granewton(グラニュートン)」が1月27日、北山の「サクラカフェ」(京都市左京区下鴨東北園町)で「ショートケーキの引っ越し」記念パーティーを開いた。
毎月22日に賀茂川と高野川が交わる三角州、通称「鴨川デルタ」で巨大なショートケーキの模型を置いてピクニックを行っていたが、保管場所の問題などから新しい「家」(=保管場所)を募集していた。募集を知った和紙の照明作家、福嶋功さんが、作品を展示していた同店の吉田裕子店長に持ち掛けたことがきっかけで「引っ越し」が決まった。
当日は「室内ピクニック」とし、参加者同士が交流を楽しんだ。この日のために用意された「グラニュートン特製ショートケーキ」は、グラニュートンの名刺に描かれている、てるてる坊主をかたどったクッキーや、イメージカラーの緑色を抹茶の粉で表現。あちこちで「細かいところまでかわいい」とケーキとの記念撮影も行われた。
もともと、アーティストの「spoon+(スプーン)」が歌う「イチゴオンザショートケーキ」のPVのために制作された巨大ショートケーキ。会の後半には「(プロモーションビデオで)ショートケーキの中に入っていました」とスプーンのaco(アコ)さんが登場し、一同を驚かせた。
参加者からは、「『家』がなくて困っているとツイッターで知って気になっていた。ショートケーキとカフェの雰囲気もぴったりな場所が見つかって良かった」「面白いことをしている方とたくさん出会えて充実した時間だった」などの声が上がっていた。