光村推古書院(京都市中京区堀川通三条下ル橋浦町)が今年も、「京都手帖2013」を発売した。
今年で7年目となる同書。手帳の中に京都の年中行事などを組み込み、観光地図や社寺データをそろえる。表紙や月ごとのカレンダーには竹笹堂(下京区)・原田裕子さんの木版画のデザインを起用し、今年の表紙はカラフルなマカロン柄を表紙として使う。ブルーの「都桜」は京都の書店と竹笹堂のみで販売する。
「今年は、ビニールカバーに付けた帯ポケットが『パンフレットやチケットなどを折らずに簡単に入れられる』と早くも好評」と同書担当の伊賀本結子さん。「実際に持ち歩いてもらう際に便利なのでは」と考え、巻末の観光マップには社寺の拝観時間も記載した。
「制作の中で知った興味深い行事も多くあり、欄外で紹介させていただいた。写真を撮る方にも使えるのでは。暮らしの中で役立てていだきたい」
体裁はB6版。1,050円。