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四条烏丸で陶芸展「男展」-「男らしさ」テーマに男子学生9人の作品展示

田中太郎さんの作品「でくのぼうといわれてもなお」

田中太郎さんの作品「でくのぼうといわれてもなお」

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 四条烏丸にあるギャラリー「むろまちアートコート」(京都市下京区四条通室町鶏鉾町)で4月25日、男子大学生9人による陶芸展「男展」が始まった。

フランケンシュタインをモチーフにした作品「coward」

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 「男らしさ」をテーマにした同展。京都精華大学と京都造形芸術大学の男子学生9人がテーマに沿った作品作りに取り組んだ。2メートルを超える作品も多く見られる。田中太郎さんの作品「でくのぼうといわれてもなお」は、「周囲からは邪魔だと言われながらも約束を守るために待ち続けている」というストーリーがある。

 横井利行さんは「男の憧れる大きくて力強いものをつくろう」と龍をモチーフに制作。乾燥には約1カ月、窯では少しずつ温度を上げていき30時間ほどつきっきりの作業だった。それもまだ短い方だという。「搬入の時は業者の方にも『これを運ぶのですか』と驚かれた」と苦笑。「大きな作品になると失敗も増える。でも大きい作品はそれだけで存在感がある。それぞれが違った男らしさをぶつけあう空間になった」と横井さん。来場者には男女問わず「面白い」と反応が見られるという。

 開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。今月29日まで。

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