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京都のギャラリーに「バッタもん」のバッタもんが大量発生

展示の様子。壁に立ち向かっているのが「バッタもん」。

展示の様子。壁に立ち向かっているのが「バッタもん」。

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 三条堀川のギャラリー「ARTISLONG(アーティスロング・京都市中京区三条通堀川西入ル、075-841-0561)で現在、企画展「バッタもんのバッタもん」が開催されている。

壁には800匹のバッタを使った鷲見麿さんの作品も

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 岡本光博さんのルイ・ヴィトンのバッグを解体してバッタの形にした「バッタもん」と、その型紙から一般の人により作られた130体以上のバッタを展示。800匹の小さなバッタを遠くから見ると、女性の顔が浮かんでくる鷲見麿さんの作品「ファティアによるバッタもんのウソ八百 No.1」も。

 出品者の一人、黒田萌さんは「チェルシーちゃん」を制作した。「おもちゃ箱をひっくり返したようなイメージ」で、脚にカラフルなビーズを使い、羽脈もビーズをつないで表現した。「布の組み合わせや、ビーズを縫い付けていくのは楽しくて時間を忘れて作業した」と振り返る。

 「『バッタもん』がルイ・ヴィトン社の要請で撤去されてから2年。こうしてたくさんの方の作品と共に展示できて本当にうれしい」と岡本さん。来場者から問われると、笑顔で展示のいきさつや、バッタの作者と特徴を紹介している。

 開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。月曜休廊。4月22日まで。

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