京都マラソン完走から1カ月-iPS細胞研究の山中博士に寄付続く

京都大学iPS細胞研究所(CiRA=サイラ)所長の山中伸弥博士

京都大学iPS細胞研究所(CiRA=サイラ)所長の山中伸弥博士

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 3月11日に開催された「京都マラソン」の完走を掲げ、iPS細胞研究基金への寄付を呼び掛けた山中伸弥博士への寄付が今でも続いている。

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 山中博士が呼び掛けた寄付は、「Just Giving Japan」というウェブサイトを通じて行われた。同サイトでは自ら設定した目標に挑戦することで寄付を集めることができる。山中博士は京都マラソンで、自己記録を大きく上回る4時間3分19秒で完走した。

 京都マラソン終了後には「完走おめでとうございます」という祝福の言葉や、「ニュースを見て寄付のことを知りました」などと寄付が集まった。最近は「2回目の寄付です」「継続的な支援が必要だと思うので」と、さらに寄付が続いている。4月13日現在、目標額の1,000万を超え、1,094万4,000円が集まっている。 

 山中博士は同サイトで、「いただいたコメントを読むたびに涙が出そうになります。体調は万全ではありませんでしたが、応援のおかげで実力以上の力が出ました。研究はマラソン以上に長い道のりですが、研究所教職員一同、力を合わせて頑張ります。本当にありがとうございます。皆さんのご支援は一生忘れません」(3月13日)とコメントを寄せている。

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