ダンスパフォーマンス集団「男肉 du Soleil(オニク ド ソレイユ)」が3月17日・18日、約1年ぶりとなる新作本公演「Kの結婚前夜 ねえ団長、僕は明日結婚するよ」を小劇場「アートコンプレックス1928」(京都市中京区三条通御幸町、TEL 075-254-6521)で行う。
2005年に近畿大学の学生を中心に結成された同集団では、出演者用の台本を一切つくらず、稽古の中で踊りやせりふをつくることで、出演者が徐々に身体で覚えていく独自の方法で作品創りを行う。脚本制作の期間を取らずに練習できることにより、「出演者の拘束期間は長くなるがコミュニケーションできることが一番」と団長の池浦さだ夢さん。長時間のダンスで身体的に苦しくなった状態でせりふを発すことで表れる「口の中が乾いてしまい本当に声が出なくなった人間の生の姿」を見てほしいという。
今回、初めて同集団の舞台に出演する劇団ヨーロッパ企画の石田剛太さんは「ランナーズハイになるくらいに身体を酷使する舞台は初めて」と話している。
料金は、前売り=一般2,500円・学生2,000円、当日=一般2,500円・学生2,500円。特別席として[男肉飛び散る席][絶対安全席]も設定する。スケジュールはホームページで確認できる。