京都市動物園に最寄りとなる京都市営地下鉄・蹴上駅の「アニマル駅長」を決める投票が、2月10日から行われる。
「京都市地下鉄5万人増客推進本部」の公募に応えた職員でつくる「駅ナカ魅力創造班」が京都市動物園と連携し企画を進めた。「駅長を決める過程から(一般に)加わってほしいという思いから選挙という形をとることにした」と同チーム事務局担当者。
出馬したのはアムールトラの「オク」、ヤブイヌの「どすえ」、レッサーパンダの「コト」、アジアゾウの「ミト」、アミメキリンの「紫雲」、ブラジルバクの「ミノリ」、チンパンジーの「スズミ」、シロテテナガザルの「クロマティー」、ニシゴリラの「モモタロウ」、フンボルトペンギンの「あざみ」の10候補。
同園と蹴上駅のほか、烏丸御池駅に投票箱を設置。1位と2位の順位予想も受け付ける。的中させた人にはアニマル駅長をデザインしたトラフィカ京カードを進呈する。
「候補者のブラジルバクの『ミノリ』は、新潟県中越沖地震のあった日に生まれたことから実りがありますようにと願いを込めて名付けられた。同じ種でも生い立ちや個性もそれぞれ。ぜひ候補者たちに会いに来てもらえたら」と同園広報担当。
投票は3月11日まで。3月25日には同園で就任式も行われる。