京都に拠点を置く劇団「ヨーロッパ企画」が12月31日、KBSホール(京都市烏丸通長者町)でカウントダウンイベントを開催する。
毎年恒例の同イベント。同劇団の十大ニュースを発表するほか、今年は「数打っていこう」と煩悩の数、108本の企画を繰り広げる。「グァバジュースをグァバグァバ飲む」や、飛び魚を誰が一番「飛び魚らしく」飛ばすことができるのかを競う「飛び魚コンテスト」、武器をどのように仕込むかアイデアを競う「傭兵選手権」なども予定しているという。
「公演では、ヨーロッパ企画が初めての人でも楽しんでもらえるよう、集団としての面白さを出し、個人のキャラクターは控えめにしている。カウントダウン企画では役者の個性にライトを当てている面もあるので、よりコアなファンの方にも喜んでいただけるのでは」と同劇団制作の吉田和睦さん。イベント用の企画は108以上の案が出たが、これからブラッシュアップしていくという。
「ヨーロッパ企画にとって今年はテレビの仕事なども増えて、特に『ものづくりの年』だったように感じる」と吉田さん。「これから定番になる企画がカウントダウンから生まれるかも」とも。終演後は護王神社(上京区)で来場者と初詣を行う。
開演時間は23時~翌2時30分。入場料は、前売り=2,500円・ワンドリンク500円、当日=2,800円・ワンドリンク500円。