
京都の劇団「ヨーロッパ企画」の新作「ロベルトの操縦」が、京都府立文化芸術会館(京都市上京区河原町広小路下ル、TEL 075-222-1046)で8月26日に行う京都公演を皮切りに、名古屋、東京、大阪、福岡などで全26回、公演される。
同劇団は1998年から「同志社小劇場」内ユニットとして活動し、2000年に独立した。結成以来、創作のベースを京都に置きながら、全国へと意欲的に舞台作品を発信し、本公演では1万人以上を動員している。2005年夏には「ヨーロッパ企画」の過去の舞台作品「サマータイムマシン・ブルース」が、2009年冬には「曲がれ!スプーン」が、それぞれ本広克行監督によって映画化された。
同作では、「移動」をテーマに欲望と理性にまつわるストーリーが展開される。「移動には、なにか人を高揚させる力があるのでは、という気がした。ロベルトの操縦とそれに伴う高揚を、お目にかけられれば」と作・演出の上田さん
各地の公演スケジュールはホームページで確認できる。