産学連携プログラム「Wish me Mell おうえんの旅」の出発式が6月3日、立命館大学(京都市北区等持院北町)で行われた。
サンリオと立命館大学の学生による産学連携で行われる同企画。サンリオのキャラクター「メル」のプロモーションする方法を同大学中村彰憲准教授の授業で7チームがプレゼンし、最終審査を経て決定した。サンリオにとって産学連携は今回が初となる。
プログラムは、サンリオのキャラクター「メル」のぬいぐるみがサンリオショップを起点に日本各地を回るもの。公募で選ばれた「メルパッセンジャー」がサンリオショップからメルを連れ出し、自分で設定した目標に向けて挑戦を行う。その様子をリポートするほか、これから挑戦する人や大変な思いをしている人への応援メッセージを提出する。挑戦の様子やメッセージはブログで公表する。
「メル」は、同社が10~20歳代の女性に向けて発信する「ネット発・ユーザー参加型」キャラクター。「メルシーヒルズ」に来た時に自慢だった真っ白のしっぽが虹色になったことから「たまごハウス」に引きこもってしまう。しかし、ユーザーからの応援メッセージで外に出てくることができたという。
出発式でチームリーダーの長谷川真耶さんは「『メル』は頑張る気持ちを応援するキャラクター。一人でも多くの人を笑顔にできたら」とあいさつした。
同大生により「Wish me Mell」のコンセプトを伝える映像作品も順次公開する予定。毎回実写や手描きアニメなど手法も変えたアニメーションをユーチューブで公開する。