クラブメトロ（左京区川端丸太町下ル、TEL 075-752-4765）では4月23日、地球環境について考えるイベント「EARTH DAY NIGHT（アースデイナイト）2007　地球について考える日」を開催した。

　同イベントは1970年にアメリカから始まった毎年4月22日に世界中で地球環境問題を呼びかける日「アースデイ」に合わせて開催、今年で6年目となる。環境問題やグローバリゼーションな課題解決に向けてのイベント開催や啓発活動など、学生を中心に京都で活動する「国際青年環境NGO SAGE（セージ）」と、京都にアースデイアクションを普及・啓発活動、他地域との連携のコーディネイトをしている「アースデイきょうと」（京都市中京区）が共催した。

　イベントのコンセプトは「人や地球に『ていねい』な暮らしを提案」。ピアノや二胡、さまざまな民族楽器で演奏、歌声を披露した「えま＆慧奏（えそう）」さんとアフリカ音楽を演奏する「Pese Pese（ペセペセ）」さんのライブのほか、オーガニックコットンの衣類やフェアトレードの装飾品を使ったファッションショー、トークショー「お金の未来～社会が変わる時～」が行われた。トークショーでは名古屋で市民バンク活動を行っている「コミュニティ・ユース・バンク momo（モモ）」代表理事の木村真樹さんと、「京都NPOセンター」事務局長の深尾昌峰さんが、自身の団体設立の経緯や社会の流れを変えていくお金のあり方についてトークを展開した。　

　来場者は20代～30代が中心。学生団体が主催ということもあり、学生の姿も多く見られた。イベント関係者は「今後も毎年4月22日前後に合わせて開催していく。来年は全国のアースデイアクションと連携して規模を拡大する予定」と話している。

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