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のぞみ、「宿泊できる町家」紹介サイト開設-30軒が登録、多言語化も

「京の町家泊まり」で紹介する施設

「京の町家泊まり」で紹介する施設

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 京都に関する出版物やサイトの企画・制作を手掛ける「のぞみ」(京都市中京区御池通間之町)が3月、インターネットで「京の町家泊まり」のサービスを開始した。

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 宿泊できる町家を中心にゲストハウスや1棟貸し切りの宿泊施設を紹介をする同サイト。登録した全30軒の宿泊施設からエリアや料金の条件を使って検索もできる。中には、茶をたてるサービスや1食分の米を提供する施設も。写真を1軒につき10枚ほど使うほか、過ごし方の提案や、周辺の喫茶店や銭湯などの情報も載せる。アイコンを使って駐車場やネット環境などの設備も表示。施設の利用可能人数や自炊ができるかなどについてもまとめている。

 利用者はフォームで希望を伝えると、同社を通じ施設に連絡が入る。その後、宿から連絡があり、その時点で予約する仕組み。すでにカップルや家族連れから問い合わせがあり、成約にも結びついている。「歴史ある町家で、暮らしという視点から京都を楽しんでもらえたら」と同社情報編集部の堀池涼子さん。

 「旅行の際にもインターネットを利用する人が増える中、情報をネットで発信したいと考える施設は多い。そうしたニーズに応えた」と同社情報編集部の衣川くるみさん。

 今後は、海外からの観光客に対応するため、中国語と英語のバージョンを設けるほか、同社が運営するウェブサイトで京都ならではの体験の申し込みができる「オスキョー」とのタイアップも検討しているという。

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