「京都学生アートオークション」のプレビューが2月8日、京都駅前地下街ポルタ(京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町)のポルタプラザで始まった。
大学コンソーシアム京都が主催する同オークション。今回が5回目となる。同法人が先駆けて行った学生作品のオークションのノウハウが企業や大学に継承され、同様のイベントが大学を中心に開催されるようになったため、今回が最後の開催となる。
オークションはこれが2回目という京都造形芸術大学の井上亜美さんは「若いうちから自分の作品が金額というものさしでシビアに評価されるのは貴重な経験。一度オークションに出品してから『売れる絵を描かないといけないのか』と悩んだが、やはり自分は絵を描くことが好きだという原点に戻り、自分の好きなモチーフで出品した」と話していた。
2月11日14時からギャラリートークを開き、13日15時からオークションがスタートする。オークショニアは元サザビーズ・ジャパン代表の柴山哲治さん。
時間10時~20時(最終日は12時まで)。今月13日まで。