築80年を超える銭湯「錦湯」(京都市中京区堺町通錦小路下る、TEL 075-221-6479)で1月10日、「銭湯怪談~錦湯実話怪談会~」が行われる。
錦湯主人の長谷川泰雄さんが冬に怪談をしたらどうなるのかと企画した同イベント。「夏に怪談をやっても普通やろ?寒さに震えるのか怖さで震えるのかどっちかわからんのが面白いと思ってん」と長谷川さん。語り手は「怪談社」の実話怪談師の紗那さんと紙舞さん。ゲストに実話怪談作家の宇津呂太郎さんを迎える。ラジオの告知で怪談を披露したところ、「怖くて行きたくない」という声が寄せられるなど、その怖さは「本格的」になるという。
当日は、電気を消しろうそくの明かりだけにするなど怪談をより怖く聞く工夫を凝らす。「怖がりの人にこそ来てほしい。それでないと面白ないやろ?」と長谷川さん。「それで、終わってから1人になっておしっこちびんねん」とジョークも交える。
開場18時、開演18時30分。入場料は2,000円で、定員は50人。
同日13時からは、京都で暗黒イベントを行う「髑髏城」が主催する「御骨神社大祭」も予定。神棚やみこしを据え、「巫女カフェバー」を展開するほか、江戸時代と同じ手法で作った「妖怪のミイラ」を展示。ドクロをモチーフにした手ぬぐいや酒の販売なども行う。入場無料。