京都のプロバスケットチーム「京都ハンナリーズ」が9月17日、新体制を発表した。
京都ハンナリーズはプロバスケットリーグ「bjリーグ」に昨年加盟。昨シーズンは故障者が相次いだこともあり6位に終わった。
会見では、ヘッドコーチに就任した青野和人さんが「今回チームとして厚みがありいいバランスが取れている。堅いディフェンスから速攻を仕掛けていきたい」と話した。課題とされていた精神力についても、「8月に行われた舞鶴の合宿ではミーティングを重ね、全員で強いチームにしていくこと、どういうバスケを作っていくのかを繰り返し話し合った」という。
その後、キャプテンと副キャプテンを発表。キャプテンには背番号0番の瀬戸山京介選手、副キャプテンには背番号7番のマクムード・アブドゥル ラウーフ選手と背番号9番の仲村直人選手が、それぞれ決まった。キャプテンになった瀬戸山選手は昨年、ドラフト1位でハンナリーズに入団。チームの精神的支柱だという。瀬戸山選手は「今のハンナリーズは一人ひとりの責任感が強いチーム。チーム一丸で戦える存在になりたい」とキャプテン就任のあいさつを行った。
今月23日には昨年の覇者「大阪エヴェッサ」とのプレシーズンマッチが西京極・京都市体育館で予定されている。2010-2011シーズンは、10月18日の大分での試合を皮切りに52試合が行われる。ホームでの初戦は同23日。当日、京都ハンナリーズのマスコットキャラクター「はんニャリン」のお披露目も予定する。