京都造形芸術大学(京都市左京区北白川瓜生山)は9月19日、来年で20周年を迎えるのを記念して、同学内「春秋座」で学園歌発表会を行った。
作詞を手がけたのは、副学長を務める作詞家の秋元康さん。学園歌について「この歌は未完成。学生さんに、苦しいことやつらいことに直面したときに口ずさんでもらって10年、20年後に初めて完成する」と話す。
学園歌のタイトルは「59段の架け橋」。同学正面にある階段がモチーフとなっている。これについて「どんなに辛くても階段を一段一段上るように歩き続けることが大事、という思いを込めた」と秋元さん。
学園歌を披露したAKB48の高橋みなみさんは「学園歌を歌えるのがとてもうれしい。大学とアイドルで違う道だが、夢を追いかけて頑張っている同世代として応援したい」とあいさつした。
「春秋座」に集まった学生ら約800人を前に、AKB48の16人はパワフルな歌とダンスや「小学校のころ、校歌が5番まであったので大変だった」(前田敦子さん)など校歌にまつわるトークで会場を盛り上げた。ライブの最後に会場に歌詞を配布し、初の「校歌斉唱」が行われた。
京都造形芸術大学の「KUAD-TV」で学園歌発表会の動画が配信されている。