サントリー食品(東京都港区)は11月19・20日、祇園新地甲部歌舞練場(京都市東山区祇園町)内の八坂倶楽部で「『一期一会』秋のお茶会 ~京舞と伊右衛門の世界~」を開催する。
同催しは2006年から始まり今年で7回目。当日は、福寿園茶匠特製の「氷出し碾(てん)茶」を提供し、芸妓(げいこ)や舞妓(まいこ)による京舞を披露した後に、お茶席を設ける。担当者は「お茶を通じたビジネスに携わっているものとして、お茶への感謝の気持ちをお茶会という形で表現し、それをお客さまにも広く気さくに体験いただくことが目的」と話す。
「例年、20代から60代を中心に幅広い年代の方に参加いただいている。女性が多く、友達同士や親子でご参加されている」と同担当者。「紅葉の美しくなる季節に、由緒ある祇園新地甲部歌舞練場『八坂倶楽部』で、お茶と京舞など本物の京文化を心ゆくまでお楽しみいただきたい」とも。
開催日時は、11月19日=9時30分~11時・16時~17時30分、同20日=9時45分~11時15分・12時30分~14時・15時15分~16時45分の全5回。応募者の中から抽選で各回110人を招待する。参加無料。ホームページや郵便ハガキで受け付けている(9月20日まで)。
今年は、京友禅の老舗・千總(ちそう)がプロデュースする「總屋」の着物に袖を通してもらい、お茶会を楽しんでもらう特別招待枠も用意する(20日の12時30分の回の女性8人限定)。