町家を利用したウエディングスペース「結乃華(ゆうのはな)」(下京区高材木町、TEL 075-361-2677)が3月1日、オープンした。運営は、ウエディングプロデュースを行うスウィートウェディング(滋賀県大津市)。
町家は築約100年で、元は生地(きじ)屋として利用されていたという。1階=控室、2階=挙式場・バンケットスペースになっており、挙式場は神前とチャペルの両方に対応する。天井の「梁(はり)」を利用してシャンデリアを飾るなど、町家ならではの内装を生かしたデザインになっている。
料理は、創業70年の京料理「木乃婦」(下京区新町通)や提携先のホテルなどから注文でき、引き出物は高台寺参道にある茶房「洛匠(らくしょう)」の「わらび餅」や「抹茶カステラ」を用意するなど京都らしさを盛り込む。バンケットスペースは着席で70名を収容できる。1日2組限定で、プランは「花ノ宴」(40名=1,08万円)ほか。
同社の水谷社長は「ホテルでは感じられないアットーホームで、『はんなり』とマッチングした雰囲気を感じてほしい」と話している。来年3月までは、オープニングプレゼントとして、プロミュージシャンによるミニライブのサービスが付く。