京都河原町オーパ(京都市中京区河原町通四条上ル、TEL 075-255-8111)は今春、ティーンズゾーンをメーンに改装を行い、3段階に分けて36のテナントが新規出店・リニューアルオープンする。
第1弾は2月26日に2階・3階フロア、第2弾は3月5日に1階・6階・8階フロアを中心に行い、6階には今まで6階・7階で営業していたメンズゾーンを集約する。第3弾は今月12日、今回の改装のメーンとなる7階ティーンズゾーンで、「ゴールズインフィニティ」「JSG」「アルゴンキン」など京都初出店のブランドもオープンする予定。
ティーンズゾーン強化の背景には、河原町かいわいにはティーンズファッションブランドを集積した施設がなく、以前から「洋服を買う場所がない」というティーンズ層からの声が同館内にある意見箱やショップスタッフの耳に届くことが多かったことがあるという。河原町オーパ担当者の金水めぐみさんは「将来に向け、ティーンズゾーン強化の必要性を感じた」と話す。
フロアを7階にしたことについて、「買い物をしたティーンズ層のお客さまが下層階の20代のフロアを回遊する際、年齢を重ねても河原町オーパでの買い物を楽しめることを知ってもらうため」と金水さん。「少し大人になったらこの店にも行きたいな」と思ってもらえるきっかけ作りを狙う。
河原町オーパは1998年に開業し、今年で12年目を迎える。「最近では百貨店撤退などのニュースが続いているが、河原町オーパはトライアルを続け地域活性に貢献したいと思っている。お客さまの期待に応え、ワクワクするようなファッションビルであり続けることが目標」と金水さん。
営業時間は11時~21時。