デニッシュパンで知られるベーカリーショップ「Vingt-sept Degres(ヴァンセットデュグレ)」(中京区烏丸蛸薬師西入ル、TEL 075-213-2727)が3月9日、リニューアルオープンした。
1993年の10月にオープンした同店は今年で14年目。厨房機器の点検・修理に合わせて店舗もリニューアルすることにしたという。店舗設計・デザインを担当したのは、御池通りの「通り名」を表示したサインや、洋菓子店「クレームデラクレーム」(中京区烏丸竹屋町)のデザインを手がけた、GK京都(上京区相国寺東門前町)。
「清潔感と手作りの味の暖かさ」をコンセプトに、同店のロゴを青と白に統一、2色をテーマカラーとした。店内はタイルと木目を基調に、「シンプルで暖かさが伝わる空間に仕上げ、パンが陳列された時に完成するインテリアにした」という(同社)。キャッシュカウンター隣には、大きなガラス面で店内と厨房が仕切られており、厨房内の様子を見ることができる。
主力商品の「ヴァンデンプラス」(525円)、「ボカグランデ」(420円)、「ベルマフィン」(16個入り、420円)のほか、新商品として3月中旬より「湯種食パン(仮)」や、ブラジルのパン「ポンデケージョ」を和風にアレンジ、きなこをまぶした「ポンデケージョ(和)」などを発売予定。定期的に既存商品のアレンジも行う。また、1杯ずつミルで豆をひいて入れたテークアウトのコーヒーも販売する。
今後は、オンラインショッピングの充実と「本店以外の店舗展開も視野に入れている」(同店)という。営業時間は7時~19時(土祝は17時30分)。日曜定休。