ピアノとカホンの「ピアノジャック」、京都の銭湯でライブジャック

堺町通りの銭湯「錦湯」で11月29日、ピアノとカホンのインストゥルメンタルユニット「→Pia-no-jaC←」のライブイベント「バスジャックライブ」が開催された。

堺町通りの銭湯「錦湯」で11月29日、ピアノとカホンのインストゥルメンタルユニット「→Pia-no-jaC←」のライブイベント「バスジャックライブ」が開催された。

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 堺町通りの銭湯「錦湯」(京都市中京区堺町通錦小路下ル)で11月29日、ピアノとカホンのインストゥルメンタルユニット「→Pia-no-jaC←(ピアノジャック)」のライブイベント「バス(Bath)ジャックライブ」が開催された。

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 同ユニットはHAYATOさん(Piano)とHIROさん(Cajon)の2人で構成され、ユニット名は左から読むとピアノ、右から読むとカホンとなる。見ても楽しめるライブパフォーマンスに人気があり、これまでライブハウス以外の会場でも演奏を続けてきた。銭湯でのライブイベントは今回が初めて。HAYATOさんは「銭湯でライブをしたら、音の反響がどうなるのか楽しみだった」という。HIROさんは銭湯での思い出を「神戸の風呂なしの部屋に住んでいたころ、夜中にライブが終わった後に2人で銭湯によく行っていた」と話す。

 同イベントは同銭湯男湯の脱衣所が会場となり、座布団の客席に70人が入り満席となった。来場者の参加型ライブを目指す同ユニットは、風呂おけを片手に持ち登場。イベントの途中からおけを客に配り、鼓のように打ってもらうことで会場を盛り上げた。同イベント参加のため北海道から来たという小林慶子さんは「毎回ワクワクさせられる。今日参加できたことに感謝している」と話した。

 同銭湯・店主の長谷川泰雄さんは「錦湯での演奏を依頼した時から盛り上がると思っていた。聴いている人も演奏者も楽しくなるライブだった」と話す。同ユニットのマネジメントを務めるピースプロダクション代表の加藤圭一さんは「昭和2年から続いている錦湯でバスジャックが完了できた」と振り返った。

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