あぶらとり紙などの商品を扱う「よーじや」本店(京都市中京区新京極花遊小路、TEL 075-221-4626)は7月1日、宇治田原のお茶のみを使った夏季限定商品「抹茶」の発売を開始した。
「お茶」を選んだ理由について、同社マーケティング事業部の川村さんは「京都のイメージで最もお客さまからの要望があったお茶をテーマにした商品作りを以前から検討していた。夏季限定商品への要望も高かったので、新茶の時期に合わせて『抹茶』のあぶらとり紙を企画した」と話す。
これまでの季節限定商品は春の「さくら」と冬の「ゆず」のみだったが、「抹茶」は日本緑茶発祥の地といわれる宇治茶葉を素材に練り込んだ。「使い心地の良さはもちろん、京都らしい風合いを楽しんでいただける一品」(同)とも。
春季限定商品の「さくら」はシリーズ商品となっているが、「抹茶」のシリーズ化に関しては、「発売後、お客さまの評判をうかがったうえでのシリーズ化もあるかもしれないが、現状では未定」(同)。同品は数量限定で発売するため、早ければ7月中に完売する可能性もあるという。
価格は一冊(20枚入り)370円。京都市内の直営店(空港、大丸京都店、大丸福岡天神店は除く)、通販販売で販売する。