京都精華大学(京都市左京区)が運営するアートショップ「shin-bi」(下京区烏丸通四条下ルCOCON烏丸3階)は、同店初のオリジナルアイテムとなる手ぬぐいの販売を始めた。商品名は「にじゆら×shin-bi×アーティストのオリジナル手拭い」。
同店は、国内外から集めた雑貨や書籍などのほか、在学生や卒業生の作品を販売・展示している。今回は、日本の伝統的な染色技術と国内随一の規模を誇る染工場を持つ「ナカニ」(大阪府堺市)と共同で商品を開発。同社の手ぬぐいブランド「にじゆら」とのコラボシリーズとしての展開を実現させた。
「shin-bi」が推薦した卒業生作家3人がデザインを担当。プリントでは表現しきれない独特の色合いや風合いが同商品の特長となっている。サイズは37×90センチ。作家ごと3タイプのテクスチャー、カラーバリエーションを含めて10種類を販売している。各1,365円。
「よく見かける手ぬぐいは古典柄などの図案が多い中、この商品は現代アート作家の作画なのでアートを身近に感じてもらえる、いい機会になれば。男女問わず日常的に使える便利でおしゃれなアイテムなので、ぜひ一度手に取ってみてほしい」とスタッフの宝光井(ほうこうい)さん。
今夏には、現在「月刊IKKI」で「ブランコ」を連載し、アニメや音楽など多方面で活躍している元研究生のタイ人漫画家、ウィスット・ポンニミットさん(通称タムくん)の図案も加わる予定。今後、シリーズ展開を予定する。
営業時間は11時~21時。