京都嵐山に4月1日、ジョグカフェ「musubi(むすび)カフェ」(京都市西京区嵐山西一川町、TEL 075-862-4195)がオープンした。経営はスターナビゲーション・アソシエイツ(同)。
店舗は地下1階~2階の3フロアで、面積は約50坪。ジョギングを始め、ウオーキングやサイクリングなどの利用者向けに、2階にはロッカーとシャワー室を完備した。カフェは地下1階~1階部分で、席数は43席(うちカウンター7席)。
桂川のすぐそばにある同店。店長の平林博美さんは「広い川の傍らは視界に入ってくる景色も広がり、気持ちよくジョギングができる。また春は桜、夏は大文字、秋は紅葉を楽しめる」と話す。「食事やティータイムも楽しむことができるこのような形態の店舗は日本では初めてでは」(同)とも。
カフェごはんの「おすすめ」は「日替わり楽穀菜食ランチ」(850円)。雑穀・豆腐・野菜をメーンとし、小鉢2皿とごはん、自家製のお漬物が付く。京野菜を積極的に使い、「地のものをおいしくいただく習慣」を提案している。フードはすべて平林さんが手がける。
同店のコンセプトは、「ココロとカラダをむすぶ。人と人をむすぶ。自然と人をむすぶ。ワクワクとあなたをむすぶ」。店内の壁の一部には黒板を設置し、利用客がメンバー募集のお知らせやイベント告知などを自由に書き込むことができる。「ジョギングはとてもシンプルなスポーツ。チーム制ではないが、自身で設定したゴールを達成した時はみんなと共有したくなる。ここを仲間作りの場所として使ってもらいたい」(同)とも。
一見普通のカフェに見えるため観光客の利用やカフェのみの利用も多い。「現在は若い女性のジョガーがとても増えた。経験のない方にもいろいろな情報を知ってもらい、興味を持っていただければうれしい」と平林さん。
店舗にはフリースペースも設け、今月からヨガ教室も開くほか、今後はベビースリング教室やエステ、英会話などさまざまなイベントも予定する。
営業時間は10時~22時。火曜定休。