新風館(京都市中京区烏丸通姉小路下ル)で営業していた革小物雑貨店「桔梗(ききょう)商店」が4月10日、三条通に路面店(三条通御幸町東入る、TEL 075-212-5213)として移転リニューアルした。
同店代表の高谷一毅さんは2006年、新風館で前身となる「KYOTOいろや」でワゴンショップの営業を開始、2007年に同館内「KYOTO STYLE」に移転した。昨年4月に独立後、同年11月には滋賀県大津市のショッピングモール「フォレオ大津一里山」に2号店をオープンさせた。
「手づくり市や露店にも出店してきて、そこで出会ったたくさんの人とのつながりで今回路面店をオープンすることができた。人が人を呼び、口コミでたくさんのお客様に来店していただけるようになった」と高谷さん。
店舗面積は約15坪。奥に長く続く店内に並ぶ商品は、ものづくりに励んでいる若手デザイナーのものを中心にセレクト。人気は「桔梗レザー」と名付けられたサイフやパスケースなどの皮小物で、オリジナルの皮とデザインでオーダーすることが可能。20~40代の利用客が多く、ゆったりした店内と気さくな接客で、ゆっくりと商品を見ることができる。
「路面店オープンは今までの積み重ねの成果だが、同時に新たなスタートライン。この場所で着実に成長していきたい」(同)とも。
営業時間は11時~20時。