京都大学など関西の大学生16人で構成する「京都さくらよさこい実行委員会」は4月4日・5日、京都市内6カ所でイベント「第5回 京都さくらよさこい」を開催する。

　同イベントは「一般人も参加でき、みんなで楽しむことのできる祭りを作りたい」という思いから始まった。2005年4月、鴨川河川敷で毎年開催されている「鴨川さくらまつり」の企画の一環として、京都市内の大学生が集まり「第1回 京都さくらよさこい」を開催したのを機に、京都市役所前広場（京都市中京区）や御池通りなどで毎年開催している。

　5回目となる今回は、延べ98チームが参加し、10万人の観客動員を目標にしている。同団体の有光淳紀さんは「第5回という節目を迎える今年の目標は『リスペクト』。京都さくらよさこいを支えてくれた皆さまに感謝の気持ちを込め、京都の街とそこに暮らす人たちに対するリスペクトの気持ちを大切にしたい」と話す。

　4日は京都市役所前広場会場で、演舞の出来を競う「サクヨサコンテスト」を開催。審査項目は「衣装」「楽曲」「笑顔」「演出」で、高得点のチームは「サクヨサ大賞『桜』」や特別賞に選ばれる。

　翌5日は御池通パレード会場（御幸町通～東洞院通）のほか、京都市役所前広場、新風館Re-Cueホール、烏丸通（三条通～蛸薬師通）、京都御池中学校、ゼスト御池の各会場で「本祭」を開催、名物企画の「1時間総踊り」も行う。「1時間総踊り」は参加者・観客問わず参加でき、全国各地の有名な「総踊り」の曲を1時間連続で流し踊り続けるもの。

　「誰もが笑顔になれる素晴らしい祭りになるように頑張りたい」と有光さん。

　開催時間は、4日＝12時～18時、5日＝10時30分～19時。