京都造形芸術大学プロジェクトセンターは12月13日、築約100年の京町家「小野邸」(京都市東山区大和大路通松原下ル)で落語イベント「笑うまちかど」を開催する。
同イベントは、京都・六原界隈の地域振興を目的に活動する京都造形芸術大学学生プロジェクトチーム「まか通II」が企画したもので、昨年開催した落語会「笑壷」に続き今回で2回目。前回は約30人を動員し、今回の参加者は40人を見込んでいる。
今回は落語家の雲水坊風之助さん・よいどれ亭紳士さん・茜亭長次郎さんら3人をゲストに迎え、会場となる六原を舞台にした「はてなの茶碗」などの演目を披露する。
今回の見どころについて、同センターの小林薫さんは「やはりなんと言っても大ベテラン・雲水坊風之助さんの『はてなの茶碗』。茶碗をめぐり、京都人と大阪人の特性などが表現されている。上方落語でも屈指の名作で、演じるのが難しい力の必要な噺」と話す。
開演は17時。チケットは、一般前売り=1,000円(当日=1,200円)、学生前売り=800円(当日=1,000円)。チケットの申し込みは、京都造形芸術大学プロジェクトセンター(TEL 075-791-9124)まで(受付時間=9時~17時、土曜・日曜・祝日を除く)。