乳がんの啓蒙活動を行う「ピンクリボン京都」は10月11日から、京都タワー（京都市下京区烏丸七条下ル）、京都府庁旧本館（上京区下立売通新町西入）、京都市役所本庁舎（中京区寺町通御池上ル）の3カ所をピンクにライトアップする。

　同実行委員会は、2006年から乳がんの早期検診・早期診断・早期治療のための啓発活動に取り組んでいる。京都でのライトアップイベントは初めての試み。「京都の目立つランドマークをライトアップすることで、ピンクリボンについて多くの方に知っていただきたい」と京都府健康福祉部健康対策課の南部慎一さん。今回、京都府庁旧本館のライトアップに使用する電力は、すべてグリーン電力で賄われるという。

　同11日には京都駅前広場で、「京都タワーライトアップイベント」を開催。学生によるライブや踊りのほか、京都タワーのキャラクター「たわわちゃん」も登場する。「乳がんは早期の発見・治療が大切。20歳を過ぎたら自己検診を習慣にしていただくなど実際に行動に踏み込んでもらいたい」（同）と訴える。

　点灯時間は18時40分ごろ～22時。今月15日まで。京都タワーは11日のみ。