フリーマーケットでエコ活動を試みる「そら市・円山」が5月25日、円山公園野外音楽堂(京都市東山区)で開催される。今回で3回目。
同イベントは、現在も物を繰り返し使う「しまつ」の文化が残る京都で、資源の価値を最大限に活かした循環型社会を目指すことをコンセプトに開催。同イベント担当者の田畑さんは「京都には多くのフリマイベントがあるが、ステージと一体になったフリマや、若者にも受け入れられるフリマは案外少ない。さまざまな世代が一つの空間で素敵な時間を共有し、交流するところを想像しているうちに、いてもたってもいられなくなった」と立ち上げの経緯を話す。
会場には野外ステージがあり、ジャズや三味線、エアバンドなどさまざまなイベントを開催。フリマ出店者やステージ出演者、来場者の世代は幅広く、観光地での開催ということもあり、例年着物を着た女性や外国人の姿も見受けられるという。
今回は、主に京都を拠点に活動しているブルース弾き語りのスリーピー尚吾さんやバンド・BOQ labなど、エコ活動に賛同するアーティストを迎える。
「フリマ自体が市民目線のエコ活動。『そら市』が市民にとっての休日ライフプランの一つになれば」(同)と話す。
開催時間11時~16時。以降の開催は7月27日、8月24日を予定。