伏見の酒造が激辛3倍「ハバネロ酒」-京都大丸などで販売

京都ハバネロの里シリーズ「ハバネロ酒」。無色透明のお酒だが激辛3倍。

京都ハバネロの里シリーズ「ハバネロ酒」。無色透明のお酒だが激辛3倍。

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 伏見の酒造「北川本家」(京都市伏見区)は1月9日より、「ハバネロ酒」を大丸京都店(京都市下京区四条通高倉西入、TEL 075-211-8111)地階アルコール売り場で販売している。

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 北川本家は1657年創業の伏見の蔵元で、卸売業を専門としている。ハバネロを生産している篠ファーム(亀岡市)から「ハバネロの実を漬けてお酒を造ってみてはどうか」と提案があり、「ハバネロ酒」の商品化が決定した。

 また、篠ファームは国内で唯一ハバネロを栽培から手がけている。京都ハバネロの里シリーズとして「ハバネロ醤油」(150ミリリットル、700円)や「ハバネロうま辛黒豆味噌」(100グラム、700円)など全部で11種類を販売している。

 ハバネロは、成分に含まれるカプサイシンの発汗作用やダイエット効果、メタボリックシンドローム対策にも効果があると言われ健康食としても注目されている。商品に使用しているのは中でも最も辛いとされている「レッドサビナ」。ロック、お湯割り、水割り、トマトジュース割り、ストレート、などの飲み方のほか、料理の薬味など多彩な使い方ができる。

 同社関係者は「若者から年配の方まで幅広く激辛にはまっている人がいる。ハバネロの実を使った商品がたくさん商品化され世間は激辛ブーム。ハバネロ酒も一度飲むと癖になるので飲みすぎには注意してほしい」と話す。実際に試飲した人は「見た目は無色透明なので普通のお酒みたい。思っていたよりもはるかに辛くて驚いた」と感想を述べた。

 ハバネロ酒のアルコール度数は25度。価格は1,365円(500ミリリットル)。今後は180ミリリットルのミニサイズも販売していく予定。大丸京都店ほか、全国酒販店でも販売している。「京都ハバネロの里シリーズ」商品は、篠ファーム店頭のほか、京都市内では清水坂にある栄山堂、フレンドフーズ下鴨店・西賀茂店で販売している。

京都ハバネロの里北川本家

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