複合アート拠点「アートコンプレックス1928」(中京区三条御幸町)で12月22日より、ダンスグループ「コンドルズ」の京都スペシャル公演「2007年メルヘン」が始まる。コンドルズの公演は8回目で、同ホールの7周年記念公演として開催される。
「アートコンプレックス1928」は、1928年に大阪毎日新聞社京都支局ビルとして誕生。1999年に、3階部分を改装し、演劇、ダンス、映画などさまざまなパフォーマンスを行えるアートスペースに生まれ変わった。
コンドルズは、近藤良平さんを中心にした男性のみのダンスカンパニー。学校教師や外資系企業勤務など、メンバーは全員異色の経歴の持ち主。1996年の初演から、その圧倒的なパフォーマンスですぐにブレークし、海外でも招待公演を行っている。
近藤さんは、第4回朝日芸術大賞寺山修司賞を受賞。最近はダンサーだけではなく、2004年の氣志團のツアー振り付けや愛・地球博の総合演出、映画の振り付けなどを手がけ、テレビにも活躍の場を広げている。
今回のテーマは「メルヘン」。コンドルズは、舞台上で縦横無尽にダンスや映像、生演奏などを取り入れた躍動的なステージングが魅力で、その舞台衣装は「学ラン」。チケットはすでに即日完売しているが、当日券販売のための整理券が開演1時間前に配布される。当日チケットは一般=4,500円、学生=3,500円。