京エコロジーセンター（伏見区）で10月16日、「ECO RUN TOURISM（エコランツーリズム）」が行われる。主催はグンゼスポーツ（兵庫県尼崎市）。

　京都市とスターバックスが取り組む、「楽しくてエコなライフスタイルを京都から世界に発信する」市民共同プロジェクト「YES, WE DO KYOTO!」から生まれた同イベント。

　プロジェクトは昨年11月からスタート。「greenz.jp」元編集長の兼松佳宏さん、「ovaqe（オバケ）」の松倉早星さん、京都大学の伊勢武史さんらと共に「京都らしさ」「エコ」といったキーワードを全体で共有した後、参加者の得意分野にエコの要素を取り入れた企画を立案。「スターバックスから『何か』をなくすことを楽しむ」、「外来種いけばな」といったアイデアが選ばれてこの夏からイベントが行われてきた。

　エコランツーリズムは、走って京都の街を楽しむ企画で、グンゼスポーツのインストラクターを中心としたグループが立案。京都の史跡を自転車で巡って楽しむ案を考えたグループも加わり、ルートを決定した。

　当日は、京エコロジーセンターに集合し、電車でスタート地点の御香宮に移動。藤森神社などをグンゼスポーツのスタッフと一緒に巡る。ルートは8キロで参拝や休憩の時間を含め約2時間を予定する。

　発案者の一人小川友里さんは「ワクワクな気持ちでいっぱい。体を使って、自分にも地球にも良いことをしていきましょう。会場でお待ちしております」とコメント。グンゼスポーツでランニング担当の小林玲子さんは「走りながら観光地を巡ることのできるコース。早歩き程度のペースなので初心者にもプチ旅行気分で楽しめる」と参加を呼び掛ける。

　開催時間は第一部＝12時30分～、第二部＝15時30分（コースは同じ）。参加費は無料（電車代等は別途必要）。対象は15歳以上（中学生除く）。定員各20人。申し込みはmoshicom.comのメールフォームで受け付ける。申し込み受け付けは今月14日17時まで。