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京都駅八条口に「ワコールスタディーホール」 美をテーマに学びの場を展開

「ワコールスタディーホール」

「ワコールスタディーホール」

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 京都駅そばに10月6日、「ワコールスタディーホール京都」(京都市南区西九条北ノ内町)が開業した。

外観の照明は季節により変化していく

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 ワコールは6月で創業70周年を迎え、記念事業として新社屋「ワコール新京都ビル」を竣工。1階・2階で新事業として、体や見た目の美しさだけでなく、内面や生き方の美しさをテーマとした学びの場「スタディーホール」を展開する。

 同施設では「スクール」「ライブラリー・コワーキングスペース」の2つに大別される。スクールは「身体」「感性」「社会」の3つの美をテーマに講座を開講。ライブラリー・コワーキングスペースは、BACH代表でブックディレクターの幅允孝さんが選書した「美」にまつわる書籍を集めるライブラリーにコワーキングスペースを併設する。ギャラリースペースでは美に関する展示やスクールと連動した企画展を開いていく。

 オープニングとなる秋冬講座は、「スタディーホール」の名付け親でもある「勉強家」で精華大学特任教授の兼松佳宏さんや、ノンバーバル劇「Gear(ギア)」の出演者による身体表現を学ぶ講座、現在開催中の女性画家「メアリー・カサット展」に描かれた衣装から当時の文化や生活を知るなどの全21講座を展開する。

 コワーキングスペースでは美にまつわる書籍の閲覧が可能で、講座を会員価格で提供。会員限定のミーティングスペースも開放する。

 同社総合企画室長の加茂下泰生さんは「学びを通して女性の好奇心を満たし、美しい形、生き方、関係を未来に向けて紡いでいく場にしたい。ワコール創業の地である京都の美をはじめとした多様な『美』を提供することで美を磨いていただくとともに、新しいコミュニティーが生まれていけば」とあいさつした。

 営業時間は、スクール=10時~21時30分。講座ごとに料金は異なる。ライブラリー・コワーキングスペース=10時~17時30分(入館は17時まで)。いずれも日曜・月曜・祝日と年末年始は定休。会費は、1日会員=1,620円、月会費=1万800円、年一括払い=10万8,000円(1日会員以外は初回に事務手数料1,080円が必要)。

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