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NTT西日本京都支店で祇園祭「鈴鹿山」のちまき作り

完成したちまきを手にするNTT西日本の社員

完成したちまきを手にするNTT西日本の社員

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 NTT西日本京都支店(京都市中京区烏丸三条上ル場之町)で7月12日、祇園祭授与品の粽(ちまき)作りが行われた。

絵馬の付いたちまき

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 同支店では、有志を含む社員約20人が祇園祭りの後祭に登場する山の一つ「鈴鹿山」で使われるちまき約120個を作り上げる。ちまきは全20工程からなり、参加者は分業しながら約3時間で完成させた。

 祇園祭のちまきは、ササの葉で作られた厄病・災難除けのお守りで、祭の名物の一つとなっている。山鉾によってご利益(りやく)が異なり、鈴鹿山のちまきは、雷除、安産守りとして効果があるとされ、ちまきの中には山鉾の中では唯一絵馬が同封されている。

 同支店で12年間、同活動を担当している岡嶋和夫さんは「祇園祭が行われるまちで仕事をさせていただいている。このような活動を通して地域と企業との良い関係が築けているのでは」と話す。

 志願して参加していた入社2年目の越智萌さんは「私は大阪出身なので、このような形で祇園祭に参加することができてうれしい」と笑顔を見せていた。

 鈴鹿山のちまきは7月21日12時から、鈴鹿山会所で販売する。価格は1つ1,000円。

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