京都高島屋北館(京都市下京区四条通河原町西入真町)1階に5月18日、アクセサリー専門館がオープンした。
クラフツマンシップをテーマにした売り場は、壁面を活用したディスプレーなど「ギャラリーや美術館をイメージした」と同売り場担当者。本館1階にあったアクセサリー売り場を同館に移設、国内外の19ブランドを取り扱い、アクセサリーのみを取り扱う独立した専門館は同グループ初の試みだという。
約90坪のフロアを、日本発ブランドや新ブランドを集めた「ファッション・クリエイティブゾーン」と、スタージュエリーや4℃(ヨンドシ―)など定番ブランドが出店する「ベーシックアクセサリーゾーン」の2エリアに分けた。
「ファッション・クリエイティブゾーン」には、2013年に設立され、インスタグラムフォロワー1万5800人のハンドメードジュエリーブランド「#203(ニイマルサン)」や、スペイン・マドリード発「UNOde50(ウノデシンクエンタ)」など百貨店初出店ブランドのほか、京都に本社を持つパールジュエリーの「MADAMA(マダマ)」、エースタイルキョウトも出店する。四条通に面した入り口近くに設置し、地元客だけでなく国内外の観光客に向けて、日本発ブランドや新ブランドを発信することも考えた配置にしたという。
同売り場担当バイヤーの水谷洋一さんは「10年先のアクセサリー売り場をイメージして、百貨店には常設店で入ることが少ない新ブランドを積極的に取り入れた。百貨店のアクセサリー売り場としては斬新なものになった」と話す。
営業時間は10時~20時。