ロームシアター京都（旧京都会館・京都市東山区岡崎最勝寺町）のパークプラザ内に1月11日、カフェ＆レストラン「京都モダンテラス」がオープンした。

牛のランプ肉の薪焼き

　伊右衛門サロン（中京区）などを手掛ける「カフェ・カンパニー」と「CCC（カルチュア・コンビニエンス・クラブ）」の合弁会社「スタイル・ディベロップ」（以上渋谷区）が運営する同店。

　店内は、建築家の故・前川國男さん設計による床から天井までのガラス壁面や、1階の蔦屋書店が選んだ本のディスプレー、現代的な植栽が目を引く。店舗面積は867平方メートルで、テラス席を合わせて160席を設ける。

　メニューは、前菜と「豪州牛のビフテキ」「とろ湯葉と白菜の海鮮グラタン」などから選べるメーン料理とドリンクが付いたランチコース（1,944円）、老舗の和菓子店「亀屋良長（かめやよしなが）」やオリジナルの洋菓子から4種類を選べるモダンテラスハイティー（1,992円）など。海鮮や和牛の薪（まき）焼きグリル（2,052～3,024円）も用意する。

　料理長の上重龍二さんは「パン好きで知られる京都の方には、小売りでは扱いがない『吉田パン工房』のパンを試してほしい。亀屋良長さんにも当店だけのお菓子を卸してもらっている。舞台後のお茶や、しっかりした食事までできるので、幅広いシーンで使ってもらえたら」と笑顔を見せる。

　営業時間は8時～23時。