京都市動物園正面エントランス刷新 図書館カフェ、ビュッフェレストランなど新設

  • 0

  •  

 京都市動物園(京都市左京区岡崎法勝寺町)の正面エントランスが7月11日にリニューアルオープンし、同日オープン式典が開催された。式典には、門川大作京都市長のほか多数の来賓が出席した。

実寸大ゴリラの手形せんべい

[広告]

 同施設は、2009年から始まった「新京都市動物園構想」のリニューアル8番目の施設で、動物の剥製や骨格標本の展示室、図書館カフェ、レストランが併設されている。同施設は2階建てで延べ面積は約1535平方メートル。図書館カフェ、レストラン、グッズショップは、園内に入場しなくても利用できる。

 図書館カフェには動物図鑑や絵本など、約7000冊の蔵書のほか、鳥やワニの剥製が展示されている。グッズショップ「ゴリランド」では同園オリジナルグッズなどの土産品を販売。新エントランスオープンに合わせて「実寸大ゴリラの手形せんべい」(650円)といった新グッズも用意。

 出店しているレストランは「旬菜健食ひな野」。ビュッフェ形式のメニューに加え、10月からはおにぎりやちらしずしなどのテークアウトメニューを販売予定。カフェは関西発出店となる「SLOW JET COFFEE」。購入したコーヒー(360円~)やクレープ(320円~)などの軽食は図書館カフェで楽しめる。園内側でも購入可能。「岡崎周辺に少ないカフェとファミリー向けレストランを併設したことで、観光客にも市民にも、今まで以上に訪れてもらえる動物園になるのでは。中心地からも近く、カフェもできたのでデートコースにも活用してほしい」と同動物園高山光史園長。周辺市民が気軽に訪れる休憩できる場所、動物を間近で観察できる「癒やしの動物園」を目指すという。

 カフェ、グッズショップの営業時間と定休日は、動物園と同じく9時~17時(12月~2月は16時30分閉園)。月曜定休(月曜が祝日の場合は翌平日)。レストランは年中無休、営業時間は11時~21時。

  • はてなブックマークに追加

烏丸経済新聞VOTE

現在お住まいはどちらですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース