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京都のホテルで焼き立て「ポップオーバー」 テークアウト販売

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 ANAクラウンプラザホテル京都(京都市中京区堀川通二条城前)内のレストラン4店で現在、パンケーキに次ぎ流行の兆しを見せているという「ポップオーバー」のテークアウト販売を行っている。

キノコのような形の「ポップオーバー」

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 「ポップオーバー」は、小麦粉に卵と牛乳を合わせ、高温で焼き上げたパンの一種。表面はシュー生地のように「サクサク」、中は「もっちり」とした独特の食感が特長。同ホテルでは、数ヶ月前に館内のフレンチレストラン「ローズルーム」宴会メニューとして提供していたのが好評で、テークアウトでの提供を決めたという。

 企画担当者の桐山淳子さんによると、同ホテルで焼き上げるポップオーバーは、バターやチーズを豊富に使い、バターの香りと風味豊かな味が特長という。「シンプルな材料だけに、開発を担当したシェフの苦労は相当だった。バターや卵の配分や焼き時間などの条件を変え、今の味にたどり着くまで試食を繰り返した」と振り返る。

 もともと、料理に合わせるために作った商品のため、野菜や肉、チーズを挟んでも相性が良いという。プレーンは、アルミ箔(はく)で包み10分~12分程度オーブンで温めると香りも良く、おいしく食べられるという。商品には温め方や食べ方のこつを記した「しおり」を付ける。

 「見た目はデニッシュにも似ているが、普通のパンとも違う味。プレーンでも、好みの具を挟んでもお好みの楽しみ方で試していただければ」と桐山さん。

 価格は1個=300円。12時30分頃に焼き上がり、順次販売される。売り切れ次第終了。

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