京都市役所前広場とゼスト御池（京都市中京区）で5月17日、自転車マナーアップキャンペーンが行われる。主催は京都市と京都府警察本部。協力は、エシカルサイクルオーガニゼーション（中京区）ほか。

　「世界トップレベルの自転車共存都市」を目指す京都市が行う同企画。イベントでは、アメリカで生まれたペダルやブレーキの無い自転車「ストライダー」を使ったマナー教室、パナソニックの電動自転車や自転車用安全グッズなどを進呈する抽選会、京都府警の協力で白バイやパトカーの展示を行う。京都のプロバスケットチーム「ハンナリーズ」選手のトークイベントも予定する。

　イベントには自転車の楽しさに触れてほしいと、アニメ「弱虫ペダル」がバックアップ。キャラクターの坂道と御堂筋のコラボビジュアルのフォトスポットを用意するほか、公式グッズ抽選会も開く。このビジュアルは、アーキエムズ（中京区）運営の駐輪場にも登場する予定。

　京都市建設局自転車政策推進室の朝山勝人さんは「小学校では自転車のマナー教室が行われているが、それまでの期間は学ぶ機会がないのが現状。親子で楽しみながら学べる内容なので、興味のあるブースをのぞいてもらえたら」と呼び掛ける。

　開催時間は10時～16時30分。入場無料。