四条河原町の「ナムコ・ワンダータワー」跡地に11月29日、世界56カ国で店舗展開するスウェーデン発のファッションブランド「H&M KYOTO」(京都市中京区河原町通四条上る二丁目下大阪町)がオープンする。
店舗面積は日本最大規模の3400平方メートルで、国内店舗の中で最多となる地上6階・地下1階の7フロア展開を行う。「文化的な都市で国内外から人の集まる京都の店舗は、ブランディングの観点からも一定のレベル以上の大きさのものを考えており、その点において妥協しなかった」と同社PRコミュニケーションマネジャーの工藤真希さん。
フロアは地下1階がメンズ、1~4階がレディス、5階がキッズ(ガール)、6階がキッズ(ボーイ)。キッズが男女で2フロアを占め、取り扱いの少ないスポーツウエアやアクセサリー、ベビー、マタニティーなどあらゆる年代がファッションを楽しめる構成が特徴となっている。
今シーズンは、白・黒・赤を基調とした商品を薦めている同店。クリスマスが近いことから、ギフトにも使える商品を集めた。1階には早くも値下げしたダウンジャケット(2,745円、通常は5,490円)や、ニット、ストールなどを展開。「低価格で押さえられているので、いつもは手が出せない色や形にも挑戦してみては。毎日商品が入荷するので毎日でも楽しめる」と同社マーケティング部の徳永梨沙さん。
ホリデーシーズンに合わせたパーティー用のドレス(7,490円)や、スパンコールをあしらったアイテムなど京都店限定の商品を9点用意する。また、初の試みとなる「和」を前面に打ち出したショップバッグを製作。いずれも数量限定。オープン日は先着1000人に、同デザインのクラッチバッグを進呈する予定。
営業時間は11時~21時。