京都タワー(京都市下京区烏丸通七条下る、TEL 075-361-3215)で1月31日、「節分追難祭」が行われた。1967(昭和42)年から賀茂御祖(かもおみや)神社(下鴨神社)の神職により行っているもので、今年で47回目。
同社の宮司の宮暘(みやよう)さんや巫女(みこ)らが式を執り行い、京都市民の厄をはらい福が訪れるように祈願した。
式の後には、常盤幼稚園の園児らが鬼や福のお面を付けて来場。京都タワー関係者の年男・年女と共に「鬼は外、福は内」の掛け声とともに奉納された豆をまいて鬼を追い払った。エレベーターを降りた園児たちは「うわあ、高い」「落ちる」とタワーの高さに驚いていたが、鬼が出てきてからは夢中になって「鬼は外、福は内」と豆をまいた。園児の一人は豆まきを終えてから「泣かなかったよ」と自慢げに話していた。