四条烏丸の居酒屋「輝庭(かがやきてい)」(京都市下京区烏丸通四条下がる水銀屋町、TEL 075-253-1799)が現在、近畿大学水産研究所で養殖されたクロマグロ「近大マグロ」を提供している。
業者から紹介されて昨年10月ごろから近大マグロを「面白そうだ」と仕入れだした同店。「仕入れ値も決して安くはないが、やっぱりおいしい。冷凍のメバチマグロなどとは雲泥の差」と店長の吉田晴喜さん。最近では「この日、近大マグロはあるか」と問い合わせが入るようにもなったという。「グループ客や年配層を中心に人気がある」とも。
マグロは毎週金曜に10キロ~15キロほどの片身を仕入れ、店で切り分けて提供する。造りと握り、鉄火丼などのご飯ものに一品料理を用意。部位ごとの単品に、赤身と中トロ、大トロの盛り合わせでも提供する。造りでは「まぐろ三昧(ざんまい)」(1,980円)と握りの「贅沢(ぜいたく)三種」(1,500円)と、盛り合わせの注文が圧倒的に多いという。
「京都で近大マグロを食べられる店は少ないのでは。金曜から日曜にかけては必ずあるので、週末にお酒と一緒に楽しんでもらえれば」と吉田さん。
営業時間は、ランチ=11時~15時 ディナー=17時~24時。
※現在仕入れが難しくなったため近大マグロの稚魚を育てた「媛マグロ」に切り替えています。(2014/03/16)