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京都で1つの音を3日間歌い続ける試み、即興演奏家が企画

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 京都芸術センター(京都市中京区室町通蛸薬師通下る山伏山町、TEL 075-213-1000)で現在音楽イベント「F#の部屋」が開催されている。
主催は作曲家で即興演奏家でもある若尾裕さんが主宰する「mesostics」。

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 京都芸術センターの一室で、若尾さんと部屋に訪れた参加者が3日間F#(ファを半音上がった音)を歌い続け、部屋をハミングの声による「サウンド・インスタレーション」にする試み。

 若尾さんは昨年も3日間即興演奏をし続けるイベントを開催。「今回は、自然にはない「1音の継続」も面白いと考えた。これからどうなるかは私自身わからない」と話す。F#を選んだ理由については、「特段の理由があるわけではない」としつつ、「F#のみの曲があったり、オペラの殺人シーンをF#の音をクレシェンドしていくなどの例があるなど、安定した音と言われるラとレのちょうど中心に位置し、不安定な響きがあることが意識にあったのかも」と若尾さん。「同施設の開館時間があるので24時間ずっとといかないが、なるべくたくさんの方に参加してもらい、F#の音にひたってもらえたら」とも。

 教室の様子は不定期にUstream配信も行っている。

 開催時間は10時~21時まで。参加および鑑賞無料。12月1日まで。

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