四条烏丸にインテリアショップ「Re:CENO Products & Stories(リセノプロダクツアンドストーリーズ)」(京都市中京区西錦小路町、TEL 075-253-1710)が8月1日にオープンし、1カ月がたった。運営は「Flavor(フレーバー)」(中京区)。
北欧を中心とした世界各国からの輸入品や日本製の家具・雑貨を取り扱う同店。オンラインショップで認知度を上げ、開設6年目である今年、初の実店舗をオープンした。店舗面積は40坪。
オンラインショップで「インテリアに興味を持ってもらう」ため、「買いやすい」価格帯の商品を提供しているのに対し、実店舗では「商品のストーリーを伝える」ことをコンセプトに据える。「どういう背景を持つ商品なのかをきちんと文章で紹介した上で、長く使っていただけるように、お客さまに納得して購入していただけたら」と同店の中村由美子さん。
ソファなどの家具のほか、食器、観葉植物、照明など幅広く取り扱う。品物を探しに、実際に北欧視察に行くこともあるという。また、商品単品だけでなく、「部屋全体」をイメージできるように、店内の展示を工夫した。店に「グリーン」を取り入れ、入り口には芝生もある。
店内につられている、メキシコから輸入したという手作りの「ハンモック」は、「大人が2人乗っても大丈夫」なものも。さまざまな色があり、1人掛け用のMサイズ(8,925円)と2人掛け用のXLサイズ(1万5,225円)のほか、ミニハンモック(1,890円)もそろえる。「試乗」も可能で、家族連れが来店した際、「子どもがハンモックから離れない」こともあるという。
「若い女性だけでなく、家族、カップル、年配の方、仕事終わりのビジネスマンなど、幅広い方々に来ていただいている」と中村さん。「何度でも来店していただける、多くの方に愛される店にしていきたい。何かあったときに当店のことを思い出していただけたら」とも。
営業時間は11時~20時。月曜定休。