京都・岡崎の京都市勧業館みやこめっせ(京都市左京区岡崎成勝寺町)で2月16日、「アート&クラフトマーケット」が開催される。主催は、京都に関する出版物やサイトの企画・制作を手掛ける「のぞみ」(中京区御池通間之町)。
同イベントは、京都の「伝統と革新の共存」「職人・クリエイターを育てる土壌」の魅力を全国に発信するために同社が今年始めた「京都デザイン文化祭」の目玉企画。当日は約70の団体が出展予定。「手作り市としては出展数は多くないが、他の手作り市にはないラインアップが魅力」と同社の白井直登さん。家紋の染め物工房「柊屋新七(ひいらぎやしんしち)」など、普段は業者向けの営業・販売が中心の伝統工芸の作品も出展する。
「制作体験のできるコーナーや食事ができるコーナーもあるので、子ども連れの方や年齢層の高い方も楽しんでもらえると思う」と白井さん。ゆっくりと見て回れるように、手作り市では珍しく、暖かい屋内を会場に選んだ。「作り手と直接接することで、ものづくりの裏側などを知り、もっと深く京都を知ってもらいたい」とも。
開催時間は10時~16時。入場無料。